AppScreensは、App StoreとGoogle Playのスクリーンショットを作るWebツールの中でも特に機能が充実したものの一つです。豊富なテンプレートライブラリ、複数スタイルのデバイスフレーム、80+言語へのAI支援翻訳、両ストアへの直接アップロード、さらにカスタムプロダクトページやプロダクトページの最適化テスト用のバリエーションまで備えています。AppScreensの代替を検討する理由が、目玉機能の不足であることはまずありません。
たいていは、どこで作業するか、どのプラットフォームでアプリを出すか、どう支払いたいかの問題です。この記事では、AppScreensとネイティブMac・iOSアプリのScreenshot Studioを比較し、あなたのリリースワークフローに合うのはどちらかを見ていきます。
AppScreensの良いところ #
- テンプレートの幅広さ。 150+のテンプレートセットと500+の編集可能なレイアウトに加え、クレイ、3D、アウトライン、フレームなしのデバイスフレームを掲げています。
- 対応言語。 最上位プランでは右から左に書く言語を含む80+のローカライゼーションに対応し、AI支援の翻訳も使えます。
- 両ストアへのアップロード。 有料プランではApp Store ConnectとGoogle Play Consoleに直接アップロードできます。
- ストア用バリエーション。 カスタムプロダクトページやプロダクトページの最適化用バリエーションに対応しており、掲載ページの実験をするなら重要なポイントです。
- AppleとGoogle以外にも。 Microsoft Store、Chrome Web Store、Amazon Appstore、Huawei AppGalleryのサイズにも対応しています。
- どのパソコンでも。 ブラウザで動くので、WindowsやLinuxでも使えます。
Apple以外のストアにいくつもアプリを出している場合や、Macを持っていない場合、こうした強みにネイティブMacアプリで対抗するのは難しいでしょう。
ネイティブMacアプリならではの違い #
プロジェクトはあなたのMacに #
AppScreensはプロジェクトをWebアプリ上に保存し、料金ページによるとプランごとに保存できる数に上限があります(無料プランは1つ、Proは10個)。Screenshot Studioは各プロジェクトをMac上のドキュメントとして、Xcodeプロジェクトの隣に保存します。プロジェクト数の上限はなく、昨年作ったセットも次のリリースのときにそのまま残っています。
MacやApple TVを含むすべてのAppleプラットフォーム #
AppScreensの料金ページに載っているデバイスは、iPhoneとiPadの各クラス、Apple Watch、Apple Vision Proです。Screenshot Studioは同じデザインからiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Apple Vision Pro、さらにAndroid用も書き出せます。MacアプリやtvOSアプリを出しているなら、それらのサイズも同じプロジェクトから作れます(現在のサイズ要件参照)。
コーディングエージェントにセットを作らせる #
Screenshot StudioにはMCPサーバーが内蔵されているので、Claude Code、Cursor、VS Code、Codexなどのクライアントから、プロンプトでスクリーンショットセットを作成・編集できます。シミュレータのキャプチャの取り込み、キャプションの作成、テンプレートの適用、言語の追加まで可能です。一連の流れはMCPセットアップガイド(英語)で紹介しています。コードと同じターミナルからスクリーンショットを更新する、開発者らしいワークフローに合います。
買い切りという選択肢 #
AppScreensは月額と年額のプランを用意しています。約30日間だけ使いたい場合は、1か月分登録してすぐ解約するよう料金ページで案内しています。Screenshot Studioはダウンロードもデザインも無料です。書き出すときは、週額・月額・年額のProサブスクリプションか、一度の支払いでずっと使える買い切りプランを選べるので、リリースの合間に課金され続けることはありません。
比較表 #
| AppScreens | Screenshot Studio | |
|---|---|---|
| プラットフォーム | Webブラウザ(全OS) | ネイティブmacOS・iOSアプリ |
| プロジェクト | Webアプリに保存、プランごとに上限あり | Mac上のドキュメント、上限なし |
| Appleプラットフォーム | iPhone、iPad、Apple Watch、Vision Pro | iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Vision Pro |
| その他のストア | Google Play、Microsoft、Chrome、Amazon、Huawei | Google Play |
| ローカライゼーション | AI支援、最上位プランで80+言語まで | App Storeの全言語に対応したAI翻訳を内蔵 |
| App Store Connectアップロード | あり(有料プラン) | あり |
| コーディングエージェント(MCP) | 記載なし | MCPサーバーを内蔵 |
| 価格 | 無料プラン(スクリーンショット5枚、プロジェクト1つ)、以降は月額または年額プラン | 無料試用、Proサブスクリプションまたは買い切り |
(プランは変わることがあります。現在の上限はAppScreensの料金ページでご確認ください。)
どちらを選ぶべき? #
AppScreensを選ぶべき場合:Macで作業していない、AppleとGoogle以外のストアにも公開している、あるいはカスタムプロダクトページやプロダクトページの最適化用バリエーションを1つのWebツールでまとめて管理したい場合。
Screenshot Studioを選ぶべき場合:Macで開発している、iPhoneやiPad以外のAppleプラットフォームにもアプリを出している、プロジェクトをローカルに保存したい、あるいはスクリーンショット作業をコーディングエージェントに任せたい場合。年に数回しか開かないツールには、買い切りプランもぴったりです。
ほかの選択肢は、開発者向けApp Storeスクリーンショットジェネレーターまとめやすべての比較をまとめたページをご覧ください。
いちばん手早い確かめ方は、今AppScreensで作っているセットを1つ作り直してみることです。Screenshot Studioをダウンロードして同じキャプチャを取り込み、セット全体を作るのにどれだけかかるか試してみてください。